トヨタ、フォードと協力へ-スマホアプリ利用する車載基盤で

米アップルやグーグルがスマートフォンのア プリを車載システム上で利用するためのプラットホームへ技術導入を進 める中、トヨタ自動車とフォード・モーターは自分たちの車のダッシュ ボードの支配を明け渡すまいと協力するのかもしれない。

トヨタは3日、フォードの子会社リビオの「スマートデバイスリン ク」(SDL)をトヨタとレクサス車両に導入するため検討に入ると発 表した。SDLはスマホアプリを車載システム上で利用できるようにす るためのプラットホーム。

発表資料によると、SDLによりスマホと車がつながり、音声や操 作パネルを通じて車内でスマホアプリを操作したり、道路情報などを利 用できるようになる。アプリ開発者はSDLにより複数の車載システム 上で使えるアプリを一度に開発できるため、短期間により多くのユーザ ーに提供できるとしている。

トヨタやフォードは独自システム開発に多くの「血と汗と涙と多額 の研究開発資源」を費やしてきおり、グーグルやアップルが奪っていく ことを容易に受け入れられるだろうか、と指摘するのは調査会社IHS オートモーティブのアナリスト、マーク・ボヤジス氏だ。「いかにアッ プルのカープレイやグーグルのアンドロイドオートのようなものを取り 込むのか、自動車メーカーは極めて抜け目ない対応が必要だ」という。

トヨタとフォードはテレマティクスと呼ばれる自動車向け情報サー ビスの次世代型の標準化に関する協力で2011年8月に合意しており、今 回はそれを進めたもの。

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