フィリピン大統領:ナチス台頭の戦前を連想-アジアの現状で

フィリピンのアキノ大統領は3日、現在のア ジア情勢は第2次世界大戦前に国際社会がナチス・ドイツを封じ込める ことができなかった事態を思い起こさせると述べた。

同大統領は東京都内での講演後、アジアへの米軍事力の「リバラン ス」について問われた際、ナチス・ドイツの隣国占領に関する記録映画 を思い出すと言及した。

アキノ大統領は「成り行きをうかがっていたナチス・ドイツは、例 えばもしフランスがやめろと言えば、退却する用意があった。だが残念 なことに誰もやめろとは言わなかった。このドキュメンタリーのコメン テーターは、もし誰かが当時のヒトラーもしくは当時のドイツにやめろ と言っていたらどうなっていたのだろうかと指摘していた。われわれは 第2次世界大戦を回避することができたのだろうか」と語った。

国賓として日本を訪れているアキノ大統領は、強硬姿勢を続ける中 国をけん制するため、両国の安全保障面での関係強化を目指している。

原題:Aquino Says Asia Tensions Remind Him of Pre-War Nazi Germany(抜粋)

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