SARSの打撃受けた中国、韓国のMERS対応批判-四方山話

新型肺炎(重症急性呼吸器症候群、 SARS)を覚えているだろうか。韓国は忘れてしまったようで、疾病 対策手続きを早急に学び直しているところだ。

韓国は2日、中東呼吸器症候群(MERS)感染者で初の死者が出 たと発表した。最初の患者と接触していない人への3次感染も確認され ている。

中国でも初のMERS感染者が出た。本来なら医学的監視の下に置 かれるはずの韓国人男性が先週、香港行きの航空機への搭乗を許可さ れ、本土の恵州市行きのバスに乗ったためだ。男性は現在中国で入院し ている。

このため、韓国は初動対応の「不手際」を中国国営の新華社通信か ら批判された。中国は自らのSARS対応から多少の教訓を得たと思わ れるからだ。

韓国は感染症のリスクに無関心になっていたのかもしれない。その 原因は、一言で言うならキムチにある。

韓国は2003年にSARSのまん延を免れており、キムチの効果をそ の理由に挙げる声も一部ではあった。キムチは鳥インフルエンザの治療 薬にもなる可能性があると韓国の科学者は主張している。

しかし、MERSに対しては一歩効果が及ばなかったようだ。ウォ ン高で輸出が落ち込んでいる韓国にとってキムチの魔力は大した支援に なっていない。

原題:SARS-Scarred Chinese Look Askance at Kimchi Shield: Opening Line(抜粋)

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