シティ解雇後に電話-BOAやドイツ銀も採用図ったヘイズ被告

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)操作 の中心人物とされる元トレーダーのトム・ヘイズ被告が、米銀シティグ ループを2010年に解雇された後、バンク・オブ・アメリカ(BOA)と ドイツ銀行が同氏の獲得に動いたことが、被告の捜査当局への供述で明 らかになった。解雇の理由が知られたことで採用は立ち消えになった。

ロンドンの陪審団に2日開示された13年の録音記録の中で、ヘイズ 被告は、指標金利の操作をめぐりシティを解雇された後、BOAとドイ ツ銀からすぐに電話を受けたことを明らかにした。LIBOR操作を試 みたためではなく、損失を出したことが解雇の理由だとうわさされてい たため、両行は採用に前向きだったという。

シティやスイスのUBSグループで勤務したヘイズ被告(35) は、06年から10年9月にかけてのLIBOR操作の共謀をめぐり8つの 訴因で起訴されたが、無罪を主張している。

供述によると、ヘイズ被告がニューヨークのBOAと契約書にサイ ンしようとしていた11年1月の段階で、UBSのある上級幹部が「危険 過ぎる」と警告し、採用オファーが取り下げられた。ドイツ銀とも面接 の予定があったが、LIBOR操作をめぐり解雇されたことが知られた ため建物に立ち入ることが許されなかったという。

原題:BofA, Deutsche Bank Recruited Hayes After Citigroup Firing (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE