ギリシャ離脱でも欧州株への影響は一時的、上昇続く-GAM

ギリシャがユーロ圏を離脱したとしても、欧 州株と高利回り債の上昇はほんの一時的に休止するだけだとの見解を、 スイスの資産運用会社GAMホールディングのアレクサンダー・フリー ドマン最高経営責任者(CEO)が示した。

フリードマン氏(44)はチューリッヒでのインタビューで、「この リスクラリー(リスク資産相場の上昇)は恐らくあと2、3年続くだろ う」と発言。「政策レベルで潜在的に一時的な休止が複数回あるだろ う。最初に来るのはギリシャだ」と述べた。

ただフリードマン氏は金融危機以降、投資家は上場投資信託 (ETF)などパッシブ運用手段を活用してきたが、この先は株式イン デックスに頼るのではなく、個別銘柄の選定を迫られると分析。「この 5年間は株であれ高利回り債であれ、リスク資産が勝手に値上がりし、 投資家にとって最高の状況だった」とした上で、「現在は以前の状態に 戻ったため、利益が急速に伸びている銘柄を選ばなければならない」と 指摘した。同氏は9カ月前、スイスのUBSからGAMに移籍。UBS ではグローバル投資責任者を務めていた。

同氏はギリシャがテクニカル・デフォルトに陥る確率を約50-60% と推定。その場合、ギリシャとドイツの双方の面目を保つ妥結に至ると 予測した。また同シナリオでは欧州株は5-10%下げる可能性がある が、その後はバリュエーション(株価評価)低下が買いを招き恐らく回 復するだろうと述べた。

原題:Greek Exit Would Be ‘Hiccup’ in Europe Rally, GAM CEO Says (1)(抜粋)

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