ブラジル:海外4社がペトロブラス贈賄か-東洋エンジの名も

ブラジル最大の汚職スキャンダルを捜査中の 同国検察当局は、少なくとも外国企業4社がブラジル石油公社(ペトロ ブラス)から契約を受注するため賄賂を贈ったとされる証拠を米司法省 に通知したことを明らかにした。

9人で構成される特別捜査チームの上席検事、カルロス・リマ氏は 先週のパラナ州クリチバでのインタビューで、贈賄疑惑が持たれている のはサムスン重工業、スウェーデンのスカンスカ、デンマークのAPモ ラー・マースク、東洋エンジニアリングの子会社ないし関連会社だと語 った。同検事によれば、これら企業はブラジルで訴追される可能性があ るほか、米国の海外腐敗行為防止法(FCPA)に抵触する恐れもあ る。ブラジルで訴追されれば同国内での事業活動が制限される。

リマ検事は「われわれは米国でこの問題に関して協議した。米国側 は誰が関与しているかを知りたがっている」とし、「これら企業は FCPA違反に問われる可能性がある」と語った。

サムスン重工業は電子メールで、「この問題に関してこれまでに法 執行機関からの連絡はない」と説明した。東洋エンジニアリングは同社 およびブラジル関連会社は「ペトロブラスの賄賂スキャンダルには全く 関係していない」と電子メールで表明した。

マースクは従業員ないし第3者への賄賂は固く禁じられており、手 数料は業界の標準的金額の範囲内であり、不適切な活動を示すものは見 つかっていないと述べた。その上で、同社は当局から連絡を受けていな いとした。スカンスカは電子メールで、非倫理的な業務慣行を同社は一 切認めておらず、内部調査を進めていると返答した。

原題:U.S. Alerted by Brazil Prosecutors of Foreign Supplier Probe (2)(抜粋)

--取材協力:松田潔社、Peter Millard、Yasmine Batista.

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