インド中銀:今年3回目の利下げ、レポ金利7.25%-景気支援

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インド準備銀行(中央銀行)は2日、今年3 回目となる利下げを実施した。民間投資を促進するためで、同中銀は次 に動く前にモンスーン期の降雨状況を見極めると説明している。

ラジャン総裁率いるインド中銀は、政策金利のレポ金利を7.5%か ら7.25%に引き下げると発表。同金利は2013年9月以来の低水準となっ た。ブルームバーグのエコノミスト調査では、41人中33人がこの結果を 予測。7人が据え置きを予想し、1人は0.5ポイントの利下げを見込ん でいた。

ラジャン総裁は、保守的な戦略ならモンスーン期の降雨がインフレ に及ぼす影響がより明確になるのを待つことになるだろうとした上で、 弱い投資を踏まえれば、「きょう前倒しで利下げを実施し、その後、不 確実性を払拭(ふっしょく)するデータを待つのがより適切なスタンス だ」との認識を示した。

中国は先月、利下げを実施。数カ月後には米国の利下げも予想され ており、新興市場からの資金流出を引き起こす恐れがある。原油価格が 上昇を続け、モンスーン期の降雨が平年より少なければ、政策緩和の余 地が狭まる可能性がある。

コタック・セキュリティーズのエコノミスト、スボディープ・ラク シット氏(ムンバイ在勤)は「きょうの利下げを境に金利は当面据え置 かれる」と予想。「少なくとも今後3カ月は中銀はいかなる金融緩和も 考えていないと思う」との見方を示した。

原題:Rajan Cuts India Policy Rate a Third Time to Boost Growth (1)(抜粋)

--取材協力:Manish Modi、Cynthia Li.

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