米シコルスキー、1400人削減へ-原油安でヘリコプター需要減

米ユナイテッド・テクノロジーズ傘下のシコ ルスキー・エアクラフトは、向こう1年間に約1400人を削減することを 計画している。世界的な原油価格の下落によりヘリコプター需要が落ち 込んでいることが背景にある。シコルスキーは売却ないしスピンオフ (分離・独立)の可能性がある。

シコルスキーの広報担当者、ポール・ジャクソン氏によると、人員 はコネティカット、ペンシルベニア両州とポーランドで削減される。同 氏は2日発表した資料で、同社が一部の製造業務を統合する予定である ことも明らかにした。

ジャクソン氏は「原油価格の下落が続き、石油各社による沖合探査 プロジェクトへの設備投資が引き続き大幅に削減されている」と説明。 「それに加え、シコルスキーが製造する特定の国際軍事関連製品の需要 も引き続き軟化している」と述べた。

シコルスキーの人員削減は、2014年に始まった原油価格の下落が一 部の製造業者を圧迫していることを示している。米指標原油のWTI (ウェスト・テキサス・インターミディエート)は今年3月に6年ぶり の安値まで下げた。業界団体の一般航空機製造業者協会(ワシントン) によれば、世界のヘリコプター出荷は1-3月(第1四半期)に前年同 期比で18%減少した。

原題:Sikorsky to Cut 1,400 Jobs as Helicopter Demand Falls on Oil (2)(抜粋)

--取材協力:Thomas Black、Margot Habiby.

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE