ギリシャとの合意に向け全力で取り組み中-ドイツ首相が言明

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ドイツのメルケル首相はギリシャ救済プログ ラムの有効期間が終了する前に合意に至れるよう、全力で取り組んでい ると言明した。

ギリシャと債権者側との交渉が財務相レベルでの対立で行き詰まる 中、メルケル首相はリーダーシップ発揮を図っている。また、欧州中央 銀行(ECB)のドラギ総裁は3日の政策決定後の記者会見で、膠着 (こうちゃく)状態を打開する「強い合意」を望むと述べた。

メルケル首相は3日ベルリンで記者会見し、「私とフランス大統領 が中心となり、2国間や3カ国間の電話会議などによって、救済プログ ラムの期間内に決着できるよう、全員が取り組んでいる。強い緊迫感を もって働いている」と語った。

債権者側はギリシャへの最終提案を示そうとしている。最後通告で はないものの、ギリシャのチプラス政権は選挙公約の一部を棚上げする か、ユーロ圏メンバーの地位を危うくするかの岐路に立たされている。

争点は財政措置と年金改革、労働法改正だが、チプラス首相と与 党・急進左派連合(SYRIZA)は「聖域」に言及している。

3日夜にブリュッセルで欧州委員会のユンケル委員長と会う同首相 は出立前にアテネで演説し、ギリシャにとって受け入れ可能な内容につ いて「現実的になる」よう債権者らに求めると表明した。

ギリシャ側が先に提示した案に対するフィードバックは受け取って いないとも述べた。

原題:Merkel Steps In to Speed Greek Deal as Tsipras Heads to Brussels(抜粋)

--取材協力:Eleni Chrepa、Corina Ruhe、Birgit Jennen、Paul Tugwell.

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