米国株:下落、経済データやギリシャ情勢に注目

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2日の米国株は下落。投資家は経済データや ギリシャ債務交渉の進展に注目した。

デルタ航空は2.6%安。第2四半期の業績見通しの引き下げが嫌気 された。半導体銘柄も下落。インテルは1.9%下落した。一方、エネル ギー株は上昇。この日は原油先物も上昇した。上場産銅会社で世界最大 手のフリーポート・マクモランやアルミ生産のアルコアは上昇。ドルが 下落し、素材株が買われた。

S&P500種株価指数は前日比0.1%安の2109.60。ダウ工業株30種 平均は28.43ドル(0.2%)下げて18011.94ドル。

ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「市 場の注目先は5日に発表される雇用統計だ。今は方向感が定まらない。 ギリシャ情勢が悪化した場合、米国株に大きな下落余地が生じる可能性 がある」と述べた。

ギリシャ情勢

ギリシャは5日の国際通貨基金(IMF)への返済は可能だとして いるものの、同日の支払額は月内に4回やってくる計約16億ユーロの返 済の中で最少。

ギリシャのチプラス首相は2日、状況打開に向けた新提案を債権者 側に提出したと明らかにした。

5日に発表される5月の米雇用統計では22万7000人の雇用増が予想 されている。前月は22万3000人の増加だった。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は1.9%上昇して14.24。5月のVIXは4.9%低下。2カ月 連続で低下した。

S&P500種産業別10指数のうち5指数が上昇した。素材株やエネ ルギー株は上昇。公益事業株やヘルスケア関連株の下げがきつかった。

ヘルスケア関連銘柄ではバーテックス・ファーマシューティカルズ やバイオジェン、イーライ・リリーが下落した。保険会社のエトナやシ グナも安い。

公益事業株は1.4%下落。エクセル・エナジーやCMSエナジーは いずれも売られた。

S&P500種に採用されている半導体株は続落した。マイクロチッ プ・テクノロジーが安い。

一方、フリーポートは5.7%上昇。アルコアは1.6%値上がりした。

航空機メーカーのボーイングは1.4%高。建機大手キャタピラーも 高い。

原題:U.S. Stocks Decline as Investors Assess Data Amid Greek Talks(抜粋)

--取材協力:Roxana Zega.

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