FIFAのブラッター会長が辞任表明-臨時総会で後任選出へ

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国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター 会長は2日、辞任を表明した。同氏は先月29日の会長選挙で5選を果た したばかりだったが、汚職事件の捜査が進む中、辞任を求める声が強ま っていた。

ブラッター会長(79)は後任の会長を選出するための臨時総会を今 年12月から来年3月の間に開くと語った。同氏は1998年以来、FIFA 会長を務めてきた。

スイス警察当局が先月27日、米国の要請を受けてチューリヒの高級 ホテルでFIFA関係者を逮捕して以来、FIFAは激震に見舞われて いる。米連邦捜査局(FBI)と米司法当局はFIFA幹部の捜査を続 けており、ブラッター会長が焦点となる可能性を示唆している。

ブラッター会長は2日、チューリッヒで緊急の記者会見を開き、 「FIFAのメンバーから新たに信認を与えられ再選を果たしたもの の、これはサッカー界の全ての人からは支持されていないようだ」と発 言。「私は他の何よりもFIFAを愛し、感謝している。サッカーと FIFAのために最善を尽くしたいと望むだけだ」と語った。

ブラッター会長の辞任表明を受け、先の会長選挙でブラッター氏の 唯一の対抗馬となったヨルダンのアリ・フセイン王子はCNNに対し、 変革を求める全ての国の協会の意向に応える用意があると語った。

1994年のワールドカップ(W杯)米国大会でブラジル代表として母 国を優勝に導いたロマーリオ氏はフェイスブックで、「FIFAの汚職 に関与した幹部にとってブラッター会長の辞任は津波のような衝撃だろ う」とした上で、「これは最近では最も素晴らしいニュースだ」と述べ た。

原題:Blatter Quits as FIFA President With Graft Probe Spreading (3)(抜粋)

--取材協力:Sara Marley、Corinne Gretler.

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