アジア・太平洋株式サマリー:上海総合が続伸、インドは大幅安

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【中国・香港株式市況】

2日の中国株式市場では、上海総合指数が続伸。テクノロジー株の 指数は過去最高値を更新した。当局の刺激策が景気を下支えし、利益を 押し上げるとの楽観的な見方が広がった。

ソフトウエアメーカーの用友網絡科技(600588 CH)や海虹企業 (000503 CH)が高くなった。

香港市場では中連重科(1157 HK)が大幅高。イタリアの再生エネ ルギー会社ラデュルネル・アンビエンテを買収する計画が好感された。 一方、中国平安保険(集団、2318 HK)や交通銀行(3328 HK)が下落し た。

上海総合指数は前日比1.7%高の4910.53で終了。一時は0.7%下げ る場面もあった。年初来の上昇率は52%と、世界の主要株価指数で最大 となった。CSI300指数は前日比1.7%高。

正徳人寿保険の運用担当者、呉侃氏は「きょうはニューエコノミー 銘柄が主に買われた。これらの業種の利益が堅調に推移し、従来型業種 の伸びを上回ると投資家がみているからだ」と指摘。上海総合指数は 「すぐに5000を試すだろう」と述べた。

香港市場でハンセン指数は前日比0.5%安の27466.72で引けた。ハ ンセン中国企業株(H株)指数は同0.7%安。

【インド株式市況】

2日のインド株式相場は4週間ぶりの大幅安となった。インド準備 銀行(中央銀行)が今年3回目の利下げを実施したものの、雨不足が景 気に及ぼす影響を補うには不十分との懸念が強まった。インド国債と通 貨ルピーも値下がりした。

指標のS&P・BSEセンセックスは前日比2.4%安の27188.38で 終了。これは先月6日以来の大幅安。インド国債(2024年償還)の利回 りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し7.87%と、1 週間ぶり高水準に達した。ルピーはドルに対し0.3%下げ1ドル =63.8975ルピー。

ラジャン総裁率いるインド中銀は、政策金利のレポ金利を7.5%か ら7.25%に引き下げた。同総裁は一段と緩和するかを決める前にモンス ーン期の降雨状況を見極めると説明した。

個別銘柄では、二輪メーカーのヒーロー・モトコープの下げが目立 った。住宅金融でインド最大手のハウジング・デベロップメント・ファ イナンス(HDFC)が売られたほか、インドステイト銀行を中心に銀 行株も下げた。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.7%安の5636.01。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比1.1%安の2078.64。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比0.1%安の9614.26。

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