5月のドイツ失業者、8カ月連続で減少-景気回復の確信強まる

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ドイツでは5月も失業者数が前月を下回り、 これで8カ月連続の減少となった。景気拡大が続くとの確信を持ちなが ら企業が採用を増やした状況が示された。

独連邦雇用庁(FLO)が2日発表した5月の雇用統計によると、 失業者数は季節調整済みで前月比6000人減少の279万人。ブルームバー グがまとめたエコノミスト調査の中央値では1万人減が見込まれてい た。失業率は6.4%と、旧東西ドイツ統一以降の最低にとどまった。

独連邦銀行(中央銀行)によれば、製造業が引き続き弱いものの、 個人消費を追い風に同国経済は今後数カ月は恐らく拡大が続く見通し。 企業景況感は引き続き堅調で、最大の貿易相手であるユーロ圏の景気回 復加速から恩恵を受けるとみられる。

ライファイゼン・シュバイツ(チューリヒ)のエコノミスト、アレ グザンダー・コッホ氏は「雇用創出が健全なペースで進み、人数が増え た移民も吸収して失業者を向こう数カ月に一段と減少させるだろう」と し、「絶好調でないとしても、ドイツ産業の受注状況は引き続き堅調 だ」と語った。

ブルームバーグが実施した別の調査によれば、4月のユーロ圏失業 率は11.2%と、前月の11.3%から低下したもようだ。EU統計局(ユー ロスタット)は3日公表する。

原題:German Unemployment Declines for Eighth Month as Recovery Firms(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg.

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