きょうの国内市況(6月2日):株式、債券、為替市場

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●日本株13日ぶり反落、連騰反動で銀行など金融中心売り-ギリシャも

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2日の東京株式相場は13営業日ぶりに反落。ギリシャによる国際通 貨基金(IMF)への返済期限など重要日程を控える中、連騰の反動を 警戒する売りに押された。銀行や保険など金融株、ゴム製品や空運株な ど直近の上昇が目立った業種群が安い。

半面、国内景気や株主重視経営への期待感は根強く、株価指数の下 げは限定的。医薬品や情報・通信、電気・ガス、小売といった内需関連 株は堅調だった。

TOPIXの終値は前日比4.35ポイント(0.3%)安の1674.21、日 経平均株価は26円68銭(0.1%)安の2万543円19銭。

アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ジャパンの寺尾和之最 高投資責任者は、「米景気の回復方向やコーポレート・ガバナンス改善 などから日本株は上昇基調が続くだろう。ただ、連騰で短期的には一直 線に上がっていく感じではない」と話した。一時1ドル=125円を付け た為替については、「購買力平価では円はアンダーバリューのレンジの 下限にあり、ここからの円安は本来の価値から乖離(かいり)していく ところにきた」とみている。

東証1部の業種別33指数は空運やゴム、銀行、証券・商品先物取 引、鉱業、海運、保険、その他金融など21業種は下落。半面、電気・ガ スや医薬品、繊維、非鉄金属、通信、小売など12業種は上昇。

東証1部の売買高は27億7265万株、売買代金は2兆8176億円。上昇 銘柄数は790、下落は968。

売買代金上位では、みずほフィナンシャルグループなどメガバンク 3社が下落。JPモルガン証券が投資判断を下げたブリヂストン、カナ ダ子会社に約2000億円の支払い命じる判決が下されたJTも安い。半 面、一部アナリストの投資判断引き上げなどが支援材料となったNTT ドコモのほか、富士重工業、ユニ・チャーム、中部電力は高い。

●債券は下落、米債安や円安が重し-10年入札順調で午後下げ幅縮小

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債券相場は下落。前日の米国債相場が反落したことや円安進行が重 しとなり、売りが優勢となった。一方、きょう実施された10年利付国債 入札が順調な結果となったことから、午後に入って下げ幅を縮小した。

2日の長期国債先物市場で中心限月の6月物は、前日比17銭安 の147円38銭で開始。一時は30銭安の147円25銭と、日中取引ベースで5 月26日以来の安値を付けた。午後零時45分の入札結果発表後は買いが優 勢となって、4銭安の147円51銭まで戻した。結局は6銭安の147円49銭 で引けた。

ドイツ証券の山下周チーフ金利ストラテジストは、10年債入札結果 について、「順調だった。午前に金利が上昇したので買いやすくなって いたと思う。新発債なのである程度の需要があったもよう」分析した。 午後は若干値を戻しているとしながらも、「30年債入札もあるので、上 値をどんどん買うというわけでもない」と話した。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の338回債利回 りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より2.5ベー シスポイント(bp)高い0.42%で開始し、一時0.43%と5月26日以来の 高水準を付けた。午後に入ると0.41%まで戻している。

財務省が実施した表面利率0.4%の10年利付国債(339回債)の入札 結果によると、最低落札価格は99円49銭と事前の市場予想を4銭上回っ た。小さければ好調なテール(落札価格の最低と平均の差)は3銭と前 回の10銭から縮小し、1月以来の水準となった。投資家需要の強弱を示 す応札倍率は2.71倍と前回の2.24倍から上昇した。

●ドル・円は124円後半、米年内利上げ期待で一時125円台-12年半ぶり

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東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=124円台後半で推 移。米経済指標の好調を背景に年内の利上げ期待が強まる中、一時は12 年半ぶりの125円台までドル高・円安が進んだ。

2日午後3時25分現在のドル・円相場は124円59銭付近。午前の取 引終盤には一時125円05銭と2002年12月6日以来のドル高値を付けた。 その後はドル買い・円売りの動きが一服し、午後に入り124円53銭まで 値を下げる場面も見られた。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の アジア太平洋市場戦略責任者、グレッグ・ギブス氏(シンガポール在 勤)は、「過去半年でポジションがある程度一掃され、円安再開の道が 開かれた」と指摘。ドル・円は長期的に128-130円に落ち着く可能性が あるとした一方で、「125円以上にはいくつかのレジスタンスポイント がある」と言い、128円への急速な上昇が阻まれるとみる。

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