中国のカモ肉加工会社、融資返済できず-社債償還日近づく

中国債券市場の緊張が高まっている。カモ肉 加工を手掛ける非上場企業の中澳が銀行融資を返済できず、与信獲得が 一段と困難になっていることを明らかにした。同社は来週には社債の償 還期限を迎える。

中国外国為替取引システム(CFETS)のウェブサイト、チャイ ナマネーに1日掲載された発表資料によると、中澳は融資の元本と利息 を合わせて銀行に2億9596万元(約59億5000万円)を返済する必要があ る。12日には社債2億元(表面利率=クーポン7.39%)相当の償還期限 が到来する。

山東省に本社を置く同社は5月20日付の別の資料で、「2014年後半 以降、景気減速と需要減退、競争激化、事業拡大に伴う支出増が重な り、営業キャッシュフローが不足している」と説明し、一部の金融機関 が同社への与信を抑制していると発表した。

コメルツ銀行のクレジットアナリスト、ハー・シュエンライ氏(シ ンガポール在勤)は「銀行は今は慎重であり、実体経済に回す資金を増 やすよりも中央銀行に余剰資金を置く方がましだと考えている」と述べ た。

匿名の中澳の関係者は、来週の社債償還に関するコメントを控えて いる。

原題:China Debt Markets Show Stress Amid Duck Maker Loan Default (1)(抜粋)

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