【M&A潮流】インテルのアルテラ買収、今は良い取引

米半導体メーカー、アルテラの株主はインテ ルからの買収提案を最初に見た時から良い取引だと分かっていた。た だ、アルテラの経営陣と取締役会が思い直して同意するのには多少時間 がかかった。

アルテラは1日、インテルへの1株当たり54ドルでの身売りを発表 した。これは4月に同社が拒否した価格と同じだ。

アルテラ株はこの15年間に自力で54ドルを付けたことがなかっただ けに、投資家はアルテラが当初、同案を拒否したことにあぜんとした。 事情に詳しい複数の関係者が4月に明らかにしたところによれば、株主 のTIGアドバイザーズはアルテラに再考を促すためのキャンペーンに 着手。同社とカディアン・キャピタル・マネジメントなどの株主は会社 側に書簡を送付し、インテルとの協議に戻るよう要請したという。

アルテラの1-3月(第1四半期)売上高がアナリスト予想に届か なかったことを考慮すれば、この買収価格は一段と好条件に見える。

モーニングスターのアナリスト、アブヒナブ・ダブルリ氏は電話イ ンタビューで「アルテラは最近、厳しい状況にあった。同社が4月に1 株54ドルの買収案を拒否したとのうわさが出て、株主は動揺した。それ が最高の条件になると株主ははっきりと理解していた」と指摘した。

TIGのファンドマネジャー、ドルー・フィグドー氏は1日のイン タビューで、「この取引はアルテラ株主が望んだ結果だ。アルテラとイ ンテルの両社にとって適切な時期に適切な価格でまとまった正しい取引 だ」と語った。

原題:Intel’s Altera Bid Looks Just as Good This Time Around: Real M&A(抜粋)

--取材協力:Tara Lachapelle、Ian King.

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