ギリシャ支払いや米雇用統計-「忙しい」今週は極めて重要

ウォール街では今週が極めて重要な週になる とみられている。ギリシャの国際通貨基金(IMF)への支払い期限到 来や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の次の動きに影響を与える可 能性のある5月の雇用統計など数々の米統計発表、ブラジルやインドの 中央銀行に加え、欧州中央銀行(ECB)やイングランド銀行(英中 銀)の政策会合も控えている。

クレディ・アグリコルの法人・投資銀行部門で外国為替戦略の欧州 責任者を務めるアダム・マイヤーズ氏は5月31日のリポートに「外為市 場の参加者が見込んでいるより今週がもっと重要な週であることが証明 されるかもしれない」と記し、ドルの対ユーロでの上昇を招く「必要な 触媒」への対応を準備しているとコメントした。

ギリシャによるIMFへの3億ユーロ(約410億円)返済は5日が 期限となっているが、反緊縮を掲げるギリシャ政府は支援条件で債権国 側との交渉が行き詰まったままだ。ウニクレディトの世界チーフエコノ ミスト、エリック・ニールセン氏は5月31日のリポートで、「今は本当 に試練の時だ」と指摘した。

バークレイズの米国担当チーフエコノミスト、マイケル・ゲーペン 氏は「米国の経済活動が4-6月(第2四半期)に回復していることを 示す統計が発表されると見込んでいるが、そうならなければ市場参加者 はFOMCの利上げ開始の見込み時期をさらに先にするだろう」と述べ た。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のシニア通貨ストラテ ジスト、スー・トリン氏(香港在勤)は6月1日の文書で「忙しい週 だ」とコメントした。

原題:Markets Face Pivotal Week Amid Greek Deadlock, U.S. Data Glut(抜粋)

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