米個人消費支出:4月は変わらず-所得の増加分が貯蓄に回る

4月の米個人消費支出(PCE)は予想外に 前月比で変わらずとなった。所得の増加分が貯蓄に回された。

米商務省が1日発表した4月のPCEは前月比変わらず。市場予想 は0.2%増だった。前月は0.5%増(速報値0.4%増)に上方修正され た。個人所得は前月比0.4%増で、伸びは市場予想を上回った。貯蓄率 は上昇した。

アメリプライズ・ファイナンシャル(デトロイト)のシニアエコノ ミスト、ラッセル・プライス氏は「個人消費は若干控えめな状態が続い ている」とし、「4-6月(第2四半期)の始まりが弱かったことを示 唆しており、経済成長予想に悪影響が及ぶ恐れがある。ただ私は情勢が 改善すると考えている。多少の勢いを得られるだろう。全てのファンダ メンタルズは、情勢改善に向け準備が整っている」と続けた。

インフレ調整後の実質可処分所得は0.3%増。前月は0.2%減だっ た。

賃金・給与は0.2%増。貯蓄率は5.6%と、前月の5.2%から上昇し た。

インフレ調整後の実質PCEもほぼ変わらず。前月は0.4%増だっ た。

PCE価格指数は前月から変わらず。前年同月比では0.1%上昇 と、2009年10月以来の低い伸び。

食品と燃料を除くコアPCE価格指数は前月比0.1%上昇。前年比 では1.2%上昇した。

統計の詳細はをご覧ください。

原題:Consumer Spending Stalled in April as Americans Saved More (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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