スイス中銀総裁:預金金利の一段の引き下げは世界情勢次第

スイス国立銀行(中央銀行)のヨルダン総裁 は、預金金利を一段と引き下げるかどうかは世界情勢次第だとの考えを 示した。

ヨルダン総裁はスイス国民との対話で、「マイナス金利をさらに引 き上げる必要があるかどうかは国際情勢の展開次第だ」と述べた。同国 紙シュバイツ・アム・ゾンタークが伝えた。

スイス中銀は今年1月、3年にわたる対ユーロ相場の上限を廃止。 スイス・フランの上限を抑えるために預金金利をマイナス0.75%とした が、フランは上昇し、今年は経済成長の鈍化が見込まれている。

ヨルダン総裁は「マイナス0.75%は既にかなりのマイナス金利幅 で、効果を見極めているところだ」と説明。欧州と米国の政策金利は恐 らく下限に達しており、時間と共に再び引き上げられるだろうと指摘し た。

総裁はさらに、「スイス・フランは大幅に過大評価されている。必 要があれば外国為替市場で活発に行動する用意がある」とも語った。

原題:SNB’s Jordan Says Further Rate Cuts Depend on Global Environment(抜粋)

--取材協力:Jan Schwalbe.

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