【FRB要人発言録】海外次第で米利上げペース減速-副議長

5月25日から31日までの米連邦準備制度理事 会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名を クリックしてください)。

<5月28日> ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルームバーグラジオとのインタビ ュー):基本的には年内に利上げすべきだ。経済は正常に戻りつつある が、政策はまだ緊急時の設定だ。引き締めを先送りし過ぎれば資産価格 バブルを膨張させるリスクがある。

ブラード・セントルイス連銀総裁(28日公表の調査リポートに合わせて コメント):現在の理論に疑問を持ち、ゼロ金利制約下の問題に対応す るためのモデルを探るべきときだ。

ブラード・セントルイス連銀総裁(記者団との電話会議で):名目 GDP目標のようなものは、適切に策定されれば最適な政策になると思 われる。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(モンタナ州で講演):私の現在 の見通しでは、2015年にFF金利の誘導目標を引き上げることは誤りだ と引き続き考える。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シンガポールで講演):金 融政策はたとえ最後の手段としても、金融の安定をめぐる懸念に対処す るには不向きだ。将来的な危機を防ぐには、主要政策金利などの金融政 策手段ではなく金融規制と監督を活用すべきだ。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シンガポールで記者団に対 し):利上げは6月含め毎回のFOMCで議題に上るだろう。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シンガポールで記者団に対 し):年内に利上げをすると予想している。米経済は堅調で、われわれ は目標に近づいている。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(シンガポールで講演):金 融政策はたとえ最後の手段としても、金融の安定をめぐる懸念に対処す るには不向きだ。

<5月26日> フィッシャーFRB副議長(イスラエルのテルアビブ大学で講演):海 外の成長が予想より弱い場合は、それに伴う米経済への影響から、米当 局の緩和策解除のペースは海外の成長が予想通りだった場合よりも遅く なる可能性がある。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁(ルイジアナ州で講演後、記者団に対 し):6月の金利決定に関してまだ決断していない。利上げの時期では 行動が早過ぎるリスクを真剣に考慮する必要があるが、後手に回るリス クにも同様だと思う。金融政策の経済活動への効果で大きなラグ(遅 れ)があることも配慮しなければならない。

<5月25日> フィッシャーFRB副議長(イスラエルで講演):利上げ議論は日付で はなくデータで決まる。早期の緩やかな利上げと遅い時期の大幅な利上 げのどちらが良いのか。金利をゼロ付近から引き上げた場合、問題があ ればゼロに戻ることは難しくなる。

メスター・クリーブランド連銀総裁(アイスランドで講演):FOMC が利上げする時期は近い。次回の米雇用統計と他のデータを見た上で、 6月のFOMCで判断を下す。私の考えでは毎回検討される。

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