米国防長官、南シナ海問題で中国批判-行動規範で合意求める

カーター米国防長官は南シナ海での領有権問 題の外交的解決を求め、中国と近隣諸国に対し同海域での行動規範につ いて年内に合意すべきたと呼び掛けた。

カーター長官は30日にシンガポールで開催中のアジア安全保障会議 で、「南シナ海問題に軍事的解決はない」と述べ、「この危機的状況に ある今は、新たな外交努力を行い、各国の権利と利益を守る持続的解決 策の模索に専念すべき時だ」と強調した。

南シナ海では中国やアジアの一部の国が浚渫によって岩礁や浅瀬を 拡大。スプラトリー(南沙)諸島ではベトナムが48カ所、フィリピンが 8カ所、マレーシアが5カ所、台湾が1カ所の前哨地を持つ。こうした 中でカーター長官は中国を名指しし、同国の埋め立ては他国を圧倒する ものであり不安定の源泉だと批判した。米国防総省によると、経済的成 功で軍事力を高める中国は過去1年半に2000エーカー(約8平方キロメ ートル)を埋め立てたという。

原題:Carter Warns China on Sea Tensions While Urging Code of Conduct(抜粋)

--取材協力:Sharon Chen.