12年のFOMC情報漏えい疑惑、米議会が調査を拡大-関係者

2012年の米連邦公開市場委員会(FOMC) の極秘の討議内容が漏えいした疑惑をめぐり、議会下院は調査の範囲を 拡大している。事情に詳しい関係者2人が明らかにしたもので、米金融 当局者が情報保全と漏えいへの対処をめぐる当局の方針を順守していた かが新たな究明の対象となる。

調査が継続中であることを理由に匿名で語った関係者によれば、連 邦準備制度理事会(FRB)の内部指針では、民間情報サービス会社に ついて、金融当局者と「排他的な接触」のパイプがあると受け止められ ることで「威信が高まる利点」を与えないよう警告しているにもかかわ らず、なぜ当局者がこうした会社と接触したかが問われている。

さらに、情報漏えいの疑いについて早い時期に捜査当局に通報され なかった理由や、FRBの内部調査がメドレー・グローバル・アドバイ ザーズに誰が情報を提供したのか解明できずに終了した原因を調べる。 同社は12年9月開催のFOMC議事録公表の前日に、その詳細な内容の リポートを顧客に提供していた。

米司法省も同疑惑の調査に加わっているが、下院金融委員会のヘン サーリング委員長(共和、テキサス州)や同委監督調査小委員会のダフ ィー委員長(共和、ウィスコンシン州)は議会として引き続き調査を進 めている。

別の関係者の話では、マンハッタンの連邦地検のプリート・バラー ラ検事正のオフィスと米連邦捜査局(FBI)もこの疑惑を調べてい る。バラーラ検事正の報道官、ジム・マーゴリン氏に電話と電子メール でコメントを求めたが、返答はない。

原題:Fed Leak Policies Said Under Scrutiny in Congressional Probe (1)(抜粋)

--取材協力:Bob Van Voris、Silla Brush.