PIMCO、ゴールドマンのコーン氏を迎える案を13年に検討

米パシフィック・インベストメント・マネジ メント(PIMCO)は2013年にゴールドマン・サックス・グループの ゲーリー・コーン社長を最高経営責任者(CEO)として迎える案を検 討していた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

議論は部外秘だとして関係者が匿名を条件に語ったところによる と、コーン氏はモハメド・エラリアンCEOの後任候補者リストに載っ ていた。当時、PIMCOとビル・グロース氏は共同創業者である同氏 の役割縮小を含めた後継者プランの策定に取り組んでいた。

コーン氏(54)が移籍していれば、ゴールドマンのロイド・ブラン クファインCEO(60)は側近で有力後継候補者の1人を失うところだ った。コーン氏は13年10月のブルームバーグ・テレビジョンのインタビ ューで、現職に満足しており続けたい意向を示していた。

PIMCOのコーン氏採用案が非公式の会話の域を越えることは決 してなかったが、実現していれば同氏は報酬が大幅に増える状況にあっ た。PIMCOは運用資産が2兆ドルに迫る中、エラリアン氏に対し幹 部の利益分配プランの一環として13年に約2億3000万ドル(約285億 円)のボーナスを支給。会計年度末時点の幹部報酬を評価するブルーム バーグ報酬指数によると、コーン氏の13年の報酬は2690万ドルだった。

PIMCOの広報担当、マーク・ポーターフィールド氏はコメント を控えた。コーン氏は広報担当を通じてコメントを拒否した。

原題:Pimco Said to Have Considered Goldman’s Cohn for Top Job in 2013(抜粋)