米GDP:1-3月は0.7%マイナスに改定、貿易赤字が拡大

1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産 (GDP)改定値は速報値から下方修正された。

米商務省が29日に発表した第1四半期の実質GDP(季節調整済 み、年率)改定値は前期比0.7%減少した。速報値は0.2%増だった。ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は0.9% 減。昨年第4四半期のGDPは2.2%増だった。

ドル上昇に伴い輸出が減少した一方で、西海岸で起きていた労働争 議の決着で輸入が拡大したため、貿易赤字が拡大。GDPの押し下げ要 因となった。

TDセキュリティーズUSAの米国担当ストラテジスト、ジェナデ ィ・ゴールドバーグ氏(ニューヨーク在勤)は「経済の弱さの大部分が 第1四半期に集中した」と述べ、「第2四半期に持ち直すための環境が 整った」と続けた。

改定値では貿易赤字が速報より拡大したほか、在庫投資や個人消費 も下方修正された。一方、住宅投資は上方修正された。

第1四半期の個人消費は年率1.8%増と、速報値の1.9%増から下方 修正された。ブルームバーグがまとめた予想中央値は2%増。前四半期 は4.4%の増加だった。

インフレ調整後ベースの可処分所得は5.3%増。貯蓄率は5.5%と、 前四半期の4.7%から上昇した。

税引き前の企業利益は前期比5.9%減、前年比では3.7%増加した。

貿易赤字のGDP寄与度はマイナス1.9ポイントと、1985年以降で 最も悪かった。速報値ではマイナス1.25ポイントだった。

統計の詳細はをご覧ください。

原題:Economy Shrank in First Quarter as U.S. Trade Deficit Surged (1)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton.

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