ドイツ財務相:ユーロ圏の政策責任、ギリシャ1国に限らない

ドイツのショイブレ財務相は29日、ユーロ圏 の政策当局者は通貨同盟全体に対する責務と比較検討しながら、ギリシ ャへの責務を考える必要があると述べた。

ショイブレ財務相は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議 の閉会後、開催地のドレスデンで記者団に対し、ギリシャは「非常に大 きな問題」ではあるものの、ユーロの通貨同盟が欧州に対して抱える責 任も同様に大きいと発言。資金繰りに問題のあるギリシャを、何として でもユーロ圏にとどめておく必要があるわけではないとの考えを示唆し た。

「われわれは全力を尽くしてこの責務を果たそうとしているが、そ の責務は単一国に対するものだけではない」と発言。「ユーロ圏全体へ の責務であり、世界経済の安定、欧州連合(EU)の安定に対する責務 でもある」と述べた。

国際通貨基金(IMF)への返済期限までにギリシャが債権団との 協議で合意にこぎ着けられないのではないかとの不安が広がるなか、欧 州金融市場では株式相場が2日続落した。

原題:Schaeuble Says Policy Makers Aren’t Responsible for Greece Alone(抜粋)