欧州株:ドイツとフランス中心に下落-ギリシャ先行き不安で

29日の欧州株式相場はドイツとフランスを中 心に下げ、指標のストックス欧州600指数は1カ月ぶり大幅安となっ た。ギリシャが債務返済の期日までに債権団と合意に至ることができな いとの懸念が強まったためだ。

ストックス600指数は前日比1.7%安の399.87で終了。月間ベースの 上昇率は1%に縮小した。フランスとドイツの株価指数が共に2%強の 下げとなったほか、ギリシャのアテネ総合指数は1.4%下落。業種別で は自動車株の下げが目立った。

ストアブランド・アセット・マネジメントで資産運用に携わるエス ペン・ファーネス氏(オスロ在勤)は「この日は幅広く売られた。それ は月末のポジション調整の動きも示唆している」と発言。「他の欧州諸 国の実体経済に及ぼす影響は取るに足りないが、ギリシャはニュースに なる限り懸念材料だ」とも述べた。

債権者らがギリシャに経済の立て直しと財政基盤強化に向けより強 い決意を示すよう求める中、同国は来月中に予定されている国際通貨基 金(IMF)への総額16億ユーロの返済資金をどのように賄うか明らか にしていない。来月最初の返済期日は5日。

個別銘柄では、ドイツの自動車メーカーであるダイムラーとBMW が大きく下げた。アルセロールミタルとリオ・ティントなど資源株も値 下がりした。

原題:Germany and France Lead European Stocks Lower Amid Greek Concern(抜粋)