ユーロ圏:5月の景況感指数103.8、4年ぶり高水準付近

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ユーロ圏の5月の景況感指数は4年ぶりの高 水準付近を維持した。ギリシャと同国のデフォルト(債務不履行)をめ ぐる懸念にもかかわらず、域内景気の回復が続いていることがうかがわ れる。

欧州連合(EU)の欧州委員会が28日発表した5月のユーロ圏景況 感指数は103.8と、前月から変わらず。ブルームバーグがまとめたエコ ノミスト調査では中央値で103.5への低下が見込まれていた。4月の指 数は当初発表の103.7から上方修正された。

ユーロ圏の1-3月(第1四半期)経済はプラス0.4%成長に加 速。英マークイット・エコノミストは今月、4-6月(第2四半期)も 同ペースの成長を達成できることを調査内容が示唆していると指摘し た。一方で、ギリシャの財政危機が域内のセンチメントに影を落として いる。

マーケット・セキュリティーズのチーフエコノミスト、クリスト フ・バロード氏(パリ在勤)はギリシャについて「6月末までの支払い を保証するような短期的な合意はできるだろう」が、「長期的な合意が できないことや債務再編の可能性についての懸念が存在する」と述べ た。

欧州委によれば、5月の製造業景況感指数はマイナス3と前月のマ イナス3.2から改善。消費者信頼感指数はマイナス5.5と4月のマイナ ス4.6から悪化した一方、サービス業の景況感は改善した。

原題:Euro-Area Confidence Holds Steady as Greece Flirts With Default(抜粋)

--取材協力:Kristian Siedenburg、Catherine Bosley.

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