欧州債:ドイツ債が上昇-ギリシャ問題めぐる交渉の進展を危惧

28日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇した 一方、ギリシャ国債はもみ合いとなった。同国向け融資再開の協議に進 展が見られないことを危惧する見方が広がった。

ドイツ10年債利回りは一時3週間ぶり低水準となった。ドイツのド レスデンで開かれている主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議 に関わる当局者らはギリシャ危機の解決策を促し、間もなく合意すると のギリシャ政府の見解を否定した。

キャンター・フィッツジェラルド(ダブリン)の債券ストラテジス ト、オーウェン・カラン氏は「誰もが依然としてギリシャに注目してい る」とし、「一進一退の状況に応じた動きが見られる」と語った。

ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比2ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.53%。一時は0.511% と、5日以来の低水準を付けた。同国債(表面利率0.5%、2025年2月 償還)価格は0.225上げ99.715。

ギリシャは来月中に国際通貨基金(IMF)に計約16億ユーロを返 済しなければならず、支援プログラムからの融資再開を必要としてい る。6月最初のIMF返済期日は5日。

ギリシャ2年債利回りは19bp低下の23.42%。一時は29bp上 昇、47bp下げる場面もあった。

原題:German Bonds Rise as Wrangling Over Greece Preoccupies Investors(抜粋)

--取材協力:Lucy Meakin.