米SF連銀総裁:金融政策は危機阻止で最善の手段にならず

米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁 は、将来的な危機を防ぐため、米国は主要政策金利などの金融政策手段 ではなく金融規制と監督を活用すべきだとの認識を示した。

ウィリアムズ総裁は28日のシンガポールでの講演テキストで、「金 融政策はたとえ最後の手段としても、金融の安定をめぐる懸念に対処す るには不向きだ」と指摘。その代わりに、米国は個別企業を対象とする だけではなく、金融システム全体の目標達成に向けた規制を活用するこ とで安定へのリスクに対応すべきだと述べた。テキストでは金融政策や 米経済見通しへの言及はなかった。

ウィリアムズ総裁はサンフランシスコ連銀とシンガポール通貨庁 (MAS、中央銀行に相当)が共催したシンポジウムで、「金融政策を 通じた行動はマクロ経済と金融安定の目標との間で不都合かつ代償の高 いトレードオフを生み出すことになる」と語った。

原題:Fed’s Williams Says Monetary Policy Not Best Tool to Stop Crises(抜粋)

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