菅官房長官:為替市場を「注視」、変動スピードへの言及避ける

菅義偉官房長官は28日午前の定例記者会見 で、円安が進行しているドル・円相場を「注視していきたい」と発言し た。26日午後と27日午前の会見で「急激な変動にあたらず」と言及して いたが、こうした表現は控えた。

ドル・円相場は26日の海外市場で1ドル=123円台まで円安が進 み、27日に海外で7年11カ月ぶりに124円台を突破。この日の東京市場 ではいったん123円台半ばまで戻した後、再び円安が加速し、正午すぎ に2002年12月以来の水準となる124円30銭を付けた。午後2時10分現在 は123円86銭前後で推移している。

菅氏は26日午後の会見で、「一般論だが、円安傾向であれ円高傾向 であれ、G20(20カ国・地域)でも急激な変動は望ましくないと言われ ている。そういうことから考えれば、急激な変動にあたるとは見ていな い」と発言。27日午前も「為替相場の動きが急激な変動にあたるかとい うと、そこまでとは見ていない」と語っていた。

28日午前11時すぎから始まった記者会見では、為替相場について 「急激な変動は望ましくないというG20の合意がある。そういう中で為 替の動向について注視していきたい」と語ったが、足元の動きが急激な 変動にあたるかどうかについては明言しなかった。

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