ブラジル株:上昇、銀行株高い-大統領が閣僚間の対立を否定

27日のブラジル株式市場では、指標のボベス パ指数が上昇。銀行株が買われた。政府の政策をめぐり、経済閣僚2人 の意見が対立しているとの見方をルセフ大統領が否定したことが好感さ れた。

ルセフ大統領はレビ財務相とバルボザ企画・予算管理相との間に対 立はないと指摘する一方で、失業保険へのアクセスを難しくすることで 推計50億レアル(約1970億円)を削減する法案を議会が承認したことに 満足の意を表明した。イタウ・ウニバンコ・ホールディングとブラデス コ銀行はボベスパ指数の上げを主導。中央銀行のデータで融資が引き続 き増加していることが示された。

バルボザ予算管理相が699億レアルの支出凍結を発表した記者会見 をレビ財務相が欠席したことで、ブラジルの経済政策をめぐる懸念が先 週高まった。レビ財務相は少なくとも750億レアルの削減を主張してい たと、政府当局者が明らかにしていた。

証券会社ソウザ・バロスのディレクター、リカルド・ピント・ノゲ イラ氏は「大統領の発言は市場を落ち着かせる非常に良い内容だった」 と指摘。「それが一部の財政措置への承認に加わったことは、政府にと って勝利だ。しかし、まだ他にも承認が必要な措置はあり、容易ではな いことが見込まれるため、ボラティリティが上昇すると予想している」 と述べた。

ボベスパ指数は前日比1.1%高の54236.25で終了。指数を構成す る66銘柄のうち52銘柄が上昇した。

原題:Political Peace Assurance Spurs Brazil Stock Rally as Banks Gain(抜粋)

--取材協力:Julia Leite.

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