米当局、金融機関の関与を捜査-FIFAの汚職スキャンダル

米当局は、国際サッカー連盟(FIFA)へ の広範囲にわたる汚職捜査の一環として、金融機関の関与について調べ を進めている。今回の問題ではFIFAの幹部複数を含む14人が訴追さ れている。

ケリー・カリー米連邦検事代行は27日の記者会見で、20年に及ぶ汚 職に絡む金銭は米国の金融機関を経由していることから、米国は汚職に 関わった外国人も訴追する権利を得るほか、金融機関の役割についても 捜査が可能になると説明した。

連邦検事代行は、「捜査では幅広い領域での関与を調べることにな る」とし、「多くの金融機関や、これらの金銭がどのように米国を経由 していったかが捜査対象になる」と述べた。

またリンチ米司法長官は記者会見で、訴追されたFIFA幹部らに ついて「彼らはサッカーの公正さを維持し、ゲームの高潔さを守るた め、規則に従うことを期待されていた」と発言。「それどころか、自ら の利益のため、私腹を肥やすために世界のサッカービジネスを腐敗させ た」と話した。

さらに「試合を放送するテレビ局や試合の開催場所、組織立った世 界のサッカーを監督する機関を誰が運営するのかを決めるにあたり、複 数の個人や組織が賄賂に関与した」と指摘した。

原題:U.S. Probes Banks’ Roles in FIFA Marketing Corruption Scandal(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE