健康志向の米国人に人気の有機鶏肉が高値-認証飼料不足で

養鶏業者が有機鶏の飼育に適した飼料探しに 苦労する中、健康志向の米国人に人気の高い有機鶏肉が高値となってい る。

米国で有機飼育の認証を受けることができるのは、照射殺菌をせず 合成肥料や特定の農薬、遺伝子組み換え(GM)作物を使用せずに飼育 された鶏だけだ。鶏は屋外に出ることができるようにし、成長ホルモン や抗生物質を投与することはできない。

問題は、有機飼料の不足などにより骨・皮なし胸肉の小売価格が1 ポンド当たり平均7.87ドルと、通常の鶏肉の2倍超になることだ。一部 の卸売業者は10ドル余り支払うこともある。米パーデュー・ファームズ は飼料を輸入し、米国で有機飼料を栽培するためのより良い方法を調 査、農家に有機栽培を増やすよう説得することを目指している。

パーデューのジム・パーデュー会長は「有機鶏肉の増加を制限して いる主因は飼料だ」と指摘する。パーデューは同会長の祖父が1920年に 創業した。

米国の有機食品売上高は2005年以降、年間11%増加している。一 方、米農務省によって有機栽培の認証を受けた農地は11年にかけて年間 約5%の伸びにとどまっている。鶏の主な飼料となるトウモロコシと大 豆のうち、米国産で有機栽培の認証を受けているのは1%未満だ。

原題:Blame Feed Shortage for Organic Chicken Costing $10 a Pound(抜粋)