LIBOR操作で元トレーダーのヘイズ被告が「首謀者」-検察

世界的に最大25人が関わり指標金利を操作す るため共謀したとされる問題で、元トレーダーのトーマス・ヘイズ被告 が「首謀者」だったと検察側が主張した。ロンドンの裁判所で26日に同 被告の初公判が開かれた。

検察当局のムクル・チョーラ氏は陪審団に対し、ヘイズ被告が自身 の取引ポジションを有利にするため、4年にわたり複数の会社のトレー ダーやブローカーにロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を操作する よう贈賄したり、説得や懇願したりしたと主張した。

ヘイズ被告は2013年の英重大不正捜査局(SFO)からの聴取で、 「要するに強欲だということだ」と証言。成績の基準であるため「稼げ る限りの金が欲しい」と述べた。この時の録音をチョーラ氏が陪審団の ために再生した。

ヘイズ被告は06年から10年9月までLIBORを操作するために共 謀したとして8件の共謀罪に問われている。UBSグループやシティグ ループなどに勤務していた同被告は無罪を主張している。

ヘイズ被告(35)がHSBCホールディングスやJPモルガン・チ ェース、ドイツ銀行などの銀行および業者間ブローカーの共謀者と結託 し、円建てLIBORを操作したと検察側は主張している。

原題:Ex-Trader Hayes Was ‘Ringmaster’ in Libor Plot, Prosecutor Says(抜粋)

--取材協力:Suzi Ring、Gavin Finch.