JPモルガン:原油相場は底打ち-ゴールドマンは依然弱気

世界の経済成長と需要の高まりで従来の予想 以上に押し上げられ、原油相場は底を打ったとJPモルガン・チェース は指摘する。一方、ゴールドマン・サックス・グループは依然弱気だ。

JPモルガンのアナリスト、ジェームズ・トンプソン氏は26日付の リポートで、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原 油先物について、2015年の予想を1バレル=54ドル、16年は59ドルに引 き上げた。ゴールドマンは25日のリポートで、ドル高などを理由に挙 げ、原油相場は10月までに45ドルに下落するとの見通しを示している。

トンプソン氏は「原油価格は15年の早い時期に底に達したと考えて いる」と説明。「WTI、北海ブレントとも15-16年の予想をやや上方 修正する可能性がある」と述べた。

JPモルガンはブレント原油の見通しも15年が60ドル、16年は65ド ルに上方修正した。同社はドルの他の主要通貨に対する上昇は「小幅」 にとどまると予想。16年の世界の経済成長は「トレンドを上回る」見込 みで、原油需要予測は「若干増加」しつつあると指摘した。

原題:Oil Seen by JPMorgan Bottoming as Goldman Sachs Still Bearish(抜粋)