個別銘柄:日本紙やJXHD高い、FPG急落、ダイドー急伸

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26日の日本株市場で、株価変動材料のあった 銘柄の終値は以下の通り。

日本製紙(3863):前日比3.5%高の2195円。26日午前に第5次中 期経営計画を発表した。最終年度となる17年度営業利益目標は500億円 と、14年度実績237億円に比べて倍増を見込む。成長が見込まれるエネ ルギーやケミカル、ヘルスケア分野などに経営資源を効果的に配分。事 業構造転換加速のために総資産利益率(ROA)目標を導入し、中期目 標を5%(14年度2.2%)に設定した。

JXホールディングス(5020):2.8%高の553.6円。野村証券では 投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げた。原油価格の上昇による 石油・天然ガス開発など上流事業の利益増を主因として、16年3月期の 在庫損益を除く経常利益予想を上方修正した。目標株価は680円。

航空機リース関連:FPG(7148)が13%安の1024円、ジャパンイ ンベストメントアドバイザー(7172)が3.6%安など。政府は税理士に 対し、企業に提供している節税策の報告を17年度にも義務づける検討に 入った、と26日付の日本経済新聞朝刊が報道。節税策で代表的なのが航 空機のリース費用を複数の会社で分けるなどして利益を意図的に減らす 損失取引という手法などとしている。

伊藤忠商事(8001):2.6%高の1729.5円。みずほ証券では金属部 門の貢献などを織り込んで16年3月期や17年3月期の純利益予想を増額 修正。目標株価を1600円から2050円に引き上げた。投資判断は「買い」 を継続。

ダイドードリンコ(2590):5.9%高の5410円。25日に公表した5 月の販売状況は、コーヒーや炭酸飲料、ミネラルウオーター、機能性飲 料などが伸び、函数ベースで前年同月比10.4%増となった。2-4月期 (第1四半期)は9.5%減だった。

サンゲツ(8130):2.3%安の1803円。壁紙の販売に関して独占禁 止法の疑いがあるとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたと26 日に発表。共同通信によると、同社などは住宅用壁紙の販売価格の引き 上げについて、事前に合意して決めていた疑いがあるという。

新日本建設(1879):5.4%高の529円。15年3月期の営業利益はそ の前の期に比べて30%増の80億5200万円となった。受注高の増加や開発 事業の堅調が貢献した。業績を勘案し、同期末の配当予想を4円から5 円に引き上げた。16年3月期営業利益は5.6%減の76億円見込みなが ら、通期配当予想は前期並みの9円を維持した。

CYBERDYNE(7779):2.1%高の3040円。7月末の株主を 対象として、1株を2株に株式分割すると発表。投資単位当たりの金額 低下による流動性向上などが期待された。

アーバネットコーポレーション(3242):10%安の337円。公募増 資などで最大約14億円調達すると発表。調達資金は賃貸不動産の開発資 金などに充当する。株主価値の希薄化などが懸念された。

日本通信(9424):14%高の487円。ジャスダックから1部への市 場変更について、東京証券取引所から承認を受けたと発表。変更は6月 1日付で、流動性向上や株主層の拡大などが期待された。

第一カッター興業(1716):7.3%高の2219円。6月末の株主を対 象に、1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額低 下により、流動性向上などが期待された。

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