アナリスト泣かせの中国株-目標株価引き上げが追い付かず

世界の株式市場で最大の上昇を予想していた にもかかわらず、結果的に悲観主義者のように見えてしまうのは中国株 のアナリストだけだ。

上海・深圳市場で取引されている大型株50銘柄をカバーするアナリ ストらは1年前、これら銘柄で構成されるFTSE中国A50指数が28% 上昇すると予想していた。世界の45の主要株価指数で最大の上げを見込 んでいたわけだが、それでも全く楽観さが足りなかったことが判明し た。金融緩和と中国の個人投資家の買い殺到を背景に、同指数は先週ま での1年間で111%上昇した。

アナリストはこの1年、自らが示した目標を株価が追い越すたびに 急いで予想を更新するといった作業の繰り返しを余儀なくされてきた。 当局が追加刺激策を講じる可能性がある中、株式は数年来の高値圏にあ り、株価見通しについて判断するアナリストの仕事は困難さを増してい る。

群益証券の株式アナリスト、李暁璐氏(上海在勤)は13日の電話取 材に対し、「今の相場は資本の殺到に押し上げられているが、調査リポ ートでは企業のファンダメンタルズに言及する必要がある」と指摘。 「根拠のないリポートを書くことはできないため、現在の相場はわれわ れにとって一段と判断が難しく、私も慎重になっている。ある銘柄の値 上がりが理屈を超えているなら、私がいくら投資判断を引き下げたとし ても上昇を続けるだろう」と述べた。

原題:When Predicting China Stocks There’s Only Wrong and Very Wrong(抜粋)