中国のヘッジファンド、銅に対し弱気姿勢-強気派への警鐘に

中国のヘッジファンドほど同国の銅相場に対 して弱気な姿勢を示している市場関係者はいないかもしれない。

銅価格は5年ぶりの安値から反発し強気相場に入ったが、中国のヘ ッジファンドの弱気姿勢は投資家にとって警鐘となるはずだ。銅相場は 1月終盤以降、最大20%上昇したものの、ヘッジファンドは中国の銅需 要が改善しつつあるとは確信していない。世界最大の銅消費国である同 国の経済成長率は数十年ぶりの低いペースとなっている。

HFZキャピタル・マネジメント(香港)のシニアポートフォリオ マネジャー、沈海華氏は「中国の需要見通しは改善ではなく、悪化」を 予想する。同社は英ヘッジファンド、レッド・カイト・マネジメントと 中国の金属取引会社、迈科金属国際との合弁会社

中国政府が景気刺激に向けた政策を推し進める中、投資家は今年、 銅投資を増やした。同国は世界の銅需要の半分を占める。銅は送電線や 自動車、電子機器に利用されている。中国のヘッジファンドは2013年の 規制改革後に増加し、投資資金の一部がこれらのヘッジファンドに流 入。それが、国内の商品デリバティブ(金融派生商品)取引の拡大につ ながっている。取引の伸びは、ロンドン金属取引所(LME)など歴史 ある市場を上回っている。

原題:Chinese Hedge Funds Bearish on Copper Ring Alarm Bells for Bulls(抜粋)

--取材協力:Feiwen Rong、Alfred Cang.

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