NY原油(25日):上昇、米供給過剰緩和の兆しで-中東懸念

25日のニューヨーク原油市場ではウェスト・ テキサス・インターミディエート(WTI)先物が上昇。米国の供給過 剰状態に緩和の兆しが見られるほか、中東情勢が悪化するとの懸念が材 料となった。

米エネルギー省の統計によると、米原油在庫は先月に過去最高を記 録した後、3週間連続で減少。ウィーンで6月5日開催の石油輸出国機 構(OPEC)総会を前に、2大加盟国であるサウジアラビアとイラク では自爆テロや過激派組織による一部都市の制圧といった動きが見ら れ、緊張が高まっている。

TDセキュリティーズのアナリスト、バート・マレック氏(トロン ト在勤)は電話取材に対し「北米での在庫動向は最悪期が過ぎたよう だ。米経済が順調に推移するとの期待感も相まって、原油相場の小幅上 昇に寄与している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は午後 1時(日本時間26日午前2時)の電子取引で前週末比10セント高 の59.82ドルで終了。この日はメモリアルデーの祝日のため短縮取引だ った。フロア取引は休場。

原題:Crude Oil Advances Amid Lower U.S. Supply, Middle East Violence(抜粋)

--取材協力:Glen Carey、Ben Sharples、Nayla Razzouk、Saleh Sarrar.