スペイン首相、地方選での敗北で釈明-支持者に冷静呼び掛け

スペインのラホイ首相は24日投開票の統一地 方選挙が与党・国民党にとって過去24年で最悪の結果となったことにつ いて釈明し、動揺する支持者に冷静さを取り戻すよう呼び掛けた。

マドリードの国民党本部で記者会見したラホイ首相は、同党にとり 地方選が失望すべき結果だったことを認めた上で、地方選全体での得票 数では同党が最多だったと指摘。「われわれはスペイン国民からの信認 を広げることに集中的に取り組む必要がある」と強調した。

国民党は4年にわたる緊縮策や相次ぐ汚職スキャンダルの発覚で痛 手を受けている。同党は24日に選挙が実施された13自治州のうち9州で 得票数が最多となったものの、ライバル政党同士が手を結ぶ可能性もあ り、伝統的に国民党の牙城だったバレンシアやバレアレス諸島といった 州で同党は政権の座から追われる恐れもある。

ラホイ首相は「最近公になった汚職事件はかなり前に起きたことで はあるが、われわれはその影響を受けた」と述べた。

同首相はその上で、年末ごろに予定される総選挙に向けて国民党を 率いることについて心配はないとも述べ、政権内での変更は計画してい ないと説明。優先課題は景気回復の足取りを強化することだと語った。

原題:Rajoy Aims to Restore Calm After Historic Loss in Spanish Ballot(抜粋)

--取材協力:Maria Tadeo.