英労働党:EU離脱の是非を問う国民投票実施への反対を撤回

英国の最大野党・労働党は、同国の欧州連合 (EU)離脱の是非を問う国民投票への反対を撤回した。同党は総選挙 まで実施に反対していた。

労働党のハリエット・ハーマン党首代行は24日の英BBC放送の番 組「アンドルー・マー・ショー」でのインタビューで、「国民投票は避 けられないとみられ、われわれが反対することへの国民の期待も薄いよ うだ」と説明。「国民投票を受け入れた上で、EU残留・離脱を問いた い」と述べた。

国民投票の実施を公約に掲げていたキャメロン首相率いる保守党 は、今月7日に投開票された英総選挙で予想外の勝利を収めた。総選挙 時に労働党を率いていたミリバンド前党首は、EUにとどまるべきだと して国民投票に反対していた。

労働党は総選挙で1987年以降最悪の大敗を喫し、ミリバンド氏は党 首を辞任。9月の党代表選までハーマン氏が党首代行を務める。

ハーマン党首代行は、労働党としてはEUへの移民に対する福祉や 税額控除の面で改革を望んでいると述べ、キャメロン首相がEUに求め ている改革の一部に同調した。

原題:U.K. Labour Drops Opposition to Referendum on EU Membership(抜粋)