NY原油:反落、ドル上昇で妙味低下-需給改善も見通せず

22日のニューヨーク原油市場ではウェスト・ テキサス・インターミディエート(WTI)先物が反落。4月の米消費 者物価指数(CPI)統計でコア指数の伸びが予想を上回ったことか ら、利上げ期待からドルが上昇。原油の投資妙味が低下した。

USバンク・ウェルス・マネジメントの投資担当シニアストラテジ スト、ロブ・ヘイワース氏(シアトル在勤)は電話取材に対し、「ドル 相場は上昇を続け、年内いっぱいは原油価格に下押し圧力を与えるだろ う」と予想。「世界の原油市場には十分な供給があり、需要が著しく上 向く兆候はみられない」と続けた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日 比1ドル(1.65%)安い1バレル=59.72ドルで終了。週間では3セン ト上昇し、1983年以来で最長の10週連続高となった。

原題:Oil Falls as Dollar Advances While Crude Supplies Remain Ample(抜粋)