ECB総裁:低成長は非伝統的措置強いる-各国は構造改革急げ

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は22 日、ユーロ圏の各国政府に構造改革を急ぐよう呼び掛けた。構造改革に よって失業率が下がり経済成長が高まれば、ECBが物価安定の責務を 果たすことが確実になると説明した。

総裁はポルトガルのシントラでの講演で、潜在成長率が低ければ 「金融政策が責務を果たす上で活用する措置に直接的な影響を与え得 る」とし、「中銀の政策がゼロを幾分下回る政策金利の下限制約によっ て制限される公算をかなり大きくする。従って、われわれが責務を果た す上で非伝統的な政策を反復的に採用しなければならない可能性も大き くなる」と語った。

ドラギ総裁はまた、国際機関による潜在成長率の推計は現在、ユー ロ圏が1%未満、米国は2%超だと指摘。域内の潜在成長率は引き続き 危機前の水準を下回ったままと予想され、失業率が構造的に10%を上回 った状態が続くリスクがあるとも述べた。

原題:Draghi Urges Reforms as Low Growth Forces Unconventional Policy(抜粋)