5月のドイツIfo景況感、7カ月ぶり低下-先行き不透明感で

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ドイツのIfo経済研究所がまとめた5月の 独企業景況感指数は7カ月ぶりに低下した。同国経済の先行き懸念がや や高まったことが示された。

Ifo経済研が22日発表した5月の独企業景況感指数は108.5と、 4月の108.6を下回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト35人 の調査中央値では108.3への低下が見込まれていた。

同日発表された1-3月(第1四半期)国内総生産(GDP)改定 値は前期比0.3%増で、投資と消費が共に増加。ドイツ連邦銀行(中央 銀行)は向こう数カ月も景気拡大が続くと見込むがその一方で、ユーロ 圏には特にギリシャをめぐって不透明感があり、リスクは残る。

インテーザ・サンパオロのエコノミスト、アナマリア・グリマルデ ィ氏(ミラノ在勤)は「2015年初めの世界貿易の弱さに加えて、地政学 的な不透明感は続き、欧州金融市場のボラティリティは高まった。これ らがドイツ企業景況感の低下を説明している」と指摘。その上で、ドイ ツ経済の潜在的な勢いは「引き続き堅調だ」とも語った。

Ifoによれば、5月の現状指数は114.3で、前月の114.0(改定) から上昇。期待指数は103.0と、4月の103.4(改定)を下回った。

原題:German Business Confidence Declines as Risks Cloud Outlook (1)(抜粋) Germany Ifo Business Confidence for May: Summary (Table)(抜粋)

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