関空・伊丹の運営権売却、オリックス・仏ヴァンシ連合が応札

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関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権売 却で、オリックスが仏空港運営会社ヴァンシと共同で、22日締め切られ る1次入札に参加したことが分かった。

オリックスとヴァンシ・エアポートの広報担当者は同コンソーシア ムが午後応札したことを認めた。国内外20社が昨年末に資格審査を通過 しているが、この日午後締め切られる入札に応札したことが判明したの は現時点ではオリックス・ヴァンシ連合のみ。

日本政府は成長戦略の一環として今後10年で国が管理する空港など の運営権を売却し、民間の力で周辺施設や観光地を活性化して地方経済 の振興を促そうとしている。ただ、関係者によれば、今回の売却で企業 の多くは、最低落札価格が45年間で2兆2000億円と長期にわたる巨額負 担へのリスクを懸念しているという。

入札に参加についてオリックスの堀井淳広報担当はブルームバーグ の取材に対してその事実を確認、ヴァンシの広報担当者も認めた。新関 西国際空港・広報担当の田川典久氏はコメントを控えた。

ヴァンシ

オリックスとヴァンシ・エアポートは5月1日、関空・伊丹の運営 事業への参加へ向けて検討していくことで基本合意していた。

ヴァンシ・エアポートは運営権(コンセッション)や建設事業を手 掛けるグローバル企業で世界100カ国に18万5000人の従業員を持つヴァ ンシの子会社。仏で11空港、ポルトガル10空港、カンボジア3空港の開 発・運営を管理しており、ヴァンシグループは空港の開発・資金調達、 建設、運営で国際的なネットワークとノウハウを有している。