コーエン氏、ポイント72を拡大-外部資金運用への移行は否定

ファミリーオフィスの大部分は注目を避けた がるが、資産家スティーブン・コーエン氏の資金運用会社ポイント72・ アセット・マネジメントは大きな採用を行うたびに報道発表を行う。事 業拡大計画についてもオープンに説明する。

ポイント72のダグ・ヘインズ社長は20日、同社のロゴ付きカフスボ タンを身に付け、2014年2月の同社入り後初のインタビューに応じた。 同社のトレーディングフロアから放送できるよう、米コネティカット州 スタムフォードの本社にCNBCのカメラクルーさえ招いた。

同社の前身はコーエン氏のヘッジファンド会社だったSACキャピ タル・アドバイザーズで、米当局によるインサイダー取引捜査を決着さ せるため外部顧客の資金運用を停止した後、1年前にファミリーオフィ スとして再出発した。

ヘインズ社長は「われわれが生活し仕事をするコミュニティーにつ いてはオープンでありたい。われわれは当社が不可解だという明確なフ ィードバックを受け取った。それが人々を居心地悪くさせている」と語 った。同社長は元マッキンゼーのコンサルタントで、ニューヨークの慈 善団体ロビンフッド財団でコーエン氏と共に仕事をした経歴を持つ。

この1年のポイント72は拡大モードに入っており、ビッグデータ調 査部門やマルチストラテジーファンドを追加したほか、運用専門家100 人を採用した。ヘインズ社長は新たな情報開示や戦略について、ポイン ト72による外部資金運用への準備を意味するものではないと指摘。「外 部資金の受け入れ計画は全くない。それについて話すことさえない」と 付け加えた。

同社がこのたび採用した幹部はIBMの元幹部ティモシー・ショー ネシー氏で、数日中に最高執行責任者(COO)に就任する。ヘインズ 社長はIBMで33年の経歴を持つショーネシー氏について、テクノロジ ーを一段と重視するポイント72にふさわしい人材だと述べた。

原題:Cohen Expands Point72 as Firm Denies Move to Run Outside Money(抜粋)

--取材協力:Margaret Collins、Alex Barinka、Kelly Bit.

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