ギリシャめぐる3国首脳会談は進展なく物別れ-接触は継続へ

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ラトビアの首都リガで21日夜開かれたギリシ ャ、フランス、ドイツの3首脳会談は22日未明まで続いたが、ギリシャ 融資再開に向けた事態打開の兆しがないまま終了した。

ギリシャ支援プログラムの残る72億ユーロ(約9700億円)の融資供 与へ道を開く合意の期限切れが迫るなか、チプラス首相とメルケル独首 相、オランド仏大統領の協議は午前1時前に物別れのまま散会した。緊 密な接触を継続すること以外、何一つ決まらなかった。

独仏両政府は個々に発表した共同声明で、交渉はリガのホテルで 「建設的かつ和やかに」行われ、「現行支援プログラムの順調な履行」 を中心に話し合われたと説明。「ギリシャ政府と債権団との協議は継続 されるという点で一致した」と述べた。

オランド仏大統領は3者協議前に、同協議において「信頼を回復 し、予定されていた融資を供与するための解決策」を見いだせるだろう とし、早ければ月末にもギリシャと債権者が合意するための下準備が整 うとの楽観的な見通しを示していたが、両国の声明には打開策の記述は なかった。

ギリシャ政府も協議は建設的だったと述べたが、事態打開は間近と の見解は示さなかった。同国当局者は政府への報告で、国際通貨基金 (IMF)が協議に加わらなかったことが大きな障害となっていると述 べ、ギリシャ側のいら立ちを表した。

ギリシャ政府は協議が「大きく進展した」という見方で3カ国首脳 は一致したが、「未解決の問題」が依然存在すると表明。これらの問題 は年金、付加価値税、プライマリーバランス(基礎的財政収支)目標な どだと、同国政府当局者が記者団に語った。

原題:Greek Talks Break Up in Riga as Earlier Optimism vaporates (1) (抜粋)

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