米高級住宅の1-3月値上がり率、3年ぶり低水準-民間調査

米国の高級住宅は1-3月の値上がり率が3 年ぶりの低水準にとどまった。価格上昇で富裕層の買い手が割高だと懸 念するようになったためだとシアトルに本拠を置く不動産仲介会社レッ ドフィンは説明している。

レッドフィンが21日公表した分析結果によると、同社が調査対象と する300都市で取引額の上位5%を占める高級住宅の価格は1-3月に 前年同期比0.9%上昇。その他の住宅の伸び率は4.3%だった。

富裕層は住宅バブル崩壊後の値下がりに着目し、株式市場からの利 益をニューヨークからロサンゼルスに至る豪邸やペントハウスに投じ た。数年にわたり着実な利益を得たが、今では購入ペースが鈍化してい るとレッドフィンのチーフエコノミスト、ネラ・リチャードソン氏は語 る。

同氏は「富裕層は多額の資金を持っているが、高値圏で買いたいと 思う人は誰もいない。あらゆる価格が上昇する中で、相場が天井に達し た可能性があるとの懸念が広がっている」と話している。

レッドフィンによれば、1年前の高級住宅価格の伸び率は前年 比15.8%で、それ以外の住宅は13.3%。今年1-3月の高級住宅価格の 上昇率は12年1-3月(0.3%低下)以来の小ささ。

原題:Luxury-Home Prices in U.S. Climb at Slowest Pace in Three Years(抜粋)

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