中国のソーラー関連株が乱高下-漢能薄膜47%安、英利急反発

中国のソーラー関連企業の株価がここ数日、 乱高下している。

20日の米市場で英利緑色能源の米国預託証券(ADR)は前日 比24%高と、大きく反発した。19日には債務返済能力への懸念で売ら れ、上場以来最大の下げを記録していた。

また漢能薄膜発電の株価は20日の香港市場で前日比47%安と、1996 年の上場以来、最大の下げとなった。同社の李河君会長が年次株主総会 に出席しなかったことが市場の臆測を呼んだ。

こうしたボラティリティ(変動性)の高さは、世界的な需要拡大見 通しを背景に上昇してきた中国ソーラー関連銘柄の脆弱(ぜいじゃく) さを浮き彫りにしている。

米ウルフ・リサーチの代替エネルギー調査責任者、ゴードン・ジョ ンソン氏は20日の電話取材に対し、「多くのソーラー関連メーカーが昨 年、生産能力を増やし、市場は供給過剰状態となっている」と指摘。 「債務返済が困難となる企業は増える公算が大きい。漢能薄膜の株価急 落はソーラー事業のリスクを示し、中国の投資家に一定の懸念を抱かせ るだろう」と述べた。

原題:Yingli Green Rebounds as Hanergy Stokes China Solar Concern(抜粋)

--取材協力:Louise Downing、Billy Chan、Justin Doom.

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