ギリシャ交渉は年金改革が焦点、他の問題では妥協も-関係者

ギリシャ支援をめぐる交渉で債権者は年金改 革を最優先課題の一つとしており、最低賃金に関する同国の提案など他 の問題については妥協の余地を残している。

協議に詳しい当局者2人によれば、月末までの合意を目指す努力が 続く中、ギリシャの交渉担当者は20日、国際債権団(通称ブリュッセ ル・グループ)と会合を持つ。

年金制度改革はギリシャが国際通貨基金(IMF)の支援要件を満 たす上で最大のハードルの一つ。チプラス首相が改革に向けて十分な公 約を行うことができれば、債権者は最低賃金引き上げの抑制など他の要 求について譲歩する可能性があると、別の当局者が協議の非公開を理由 に匿名で明らかにした。

当局者1人によると、IMFと欧州委員会、欧州中央銀行 (ECB)から成る債権者はギリシャの最低賃金を2012年以前の水準に 引き上げることは認めない意向。ただ、失業や経済全体に及ぼす影響を 考慮した上でより漸進的な引き上げを行うことについては、交渉の余地 を残す可能性があるという。

ギリシャ政府の報道官からコメントは得られていない。IMFと欧 州委の報道官は19日、交渉の詳細についてはコメントしないと述べた。

原題:Greek Pensions Said to Be in Creditor Crosshairs as Talks Renew(抜粋)

--取材協力:Andrew Mayeda、Corina Ruhe、Karl Stagno Navarra、Antonis Galanopoulos、Mark Deen.

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